今から50年前、日本は1億総中流と言われ、貧富の格差が最もない国でした。しかし、今や先進国の中でも格差が大きい国となってしまいました。
私が小学生の頃人気のあった漫画は、巨人の星、タイガーマスク、あしたのジョーといったものがありましたが、これらに共通するのは、主人公は貧しくても一生懸命努力して、自分の人生を切り開いていく闘志を持った人物として描かれていました。
それが、「親ガチャ」という言葉が象徴するように、裕福な家に生まれないと人生は成功できないような考えを持つ若者が増えていることに驚きを禁じ得ません。
そうした中、東庄町は45年前から住民福祉大会を毎年開催し、住民の中から、助け合い、支え合いの精神を育んでいこうとの精神を貫いていることに心から敬意を表したいた存じます。
式典の後、東庄中学校の生徒による活動発表があり、点字ブロックには、誘導ブロックと警告ブロックの2種類あり、盲導犬は英語で訓練されていることを学びました。
また、町内4支部ある社会福祉協議会の活動も紹介され、東庄町が名実ともに福祉の町であることが実感できました。













