国土交通委員会で、三菱商事の洋上風力発電撤退問題を質問しました。
私は4/4の質問で、三菱商事が2月上旬に3ヶ所(銚子沖と秋田沖2ヶ所)の事業をゼロベースで見直すことを表明したのだから、担当である省のトップの経産大臣と国交大臣が三菱商事の社長に直接会って、撤退しないよう強く要請すべきだと申し上げました。
残念ながら、両者が会ったのは、8/27の記者会見で撤退表明した直後。まさに後の祭りです。
9月中旬にこの件で、萩生田元経産大臣と意見交換しました。萩生田氏は、三菱商事が一番安い売電価格で3カ所を総取りして、本当に大丈夫なのか懸念を抱き、中西常務取締役(現在の社長)を呼んで、確認をしたとのこと。
こうした事実があったどうかを私は井野経産副大臣に確認を求めましたが、必要があれば確認すると言う始末。
当時の経産大臣が、三菱商事の事業継続性に疑問も持って、前述の行動をしたことはとても重い事実です。それを認めようとしない経産省の姿勢に疑問を感じます。
今日の質疑を通じて、三菱商事の撤退は許されることではないものの、それを十分グリップできなかった政府にも大きな責任があると感じました。
政府に対しては、銚子沖等3海域の再公募を撤退されることのないような仕組を確立し、早急に行うこと、また、三菱商事が漁業との共生に資する取組と地域振興に資する取組を継続するよう強く働きかけて参ります。











