11/15(土) 銚子市戦没者追悼式が執り行われ、追悼の言葉を述べる機会を頂きました

銚子市においては、三度の空襲があり、特に昭和20年7月19日の空襲では、278人が犠牲になっています。亡くなられた方の無念を思う時、筆舌に尽くしがたい思いがします。

 

今年は戦後80年。節目の年を迎え、我が国がどうして戦争への道を進んでしまったのか?各方面から様々な意見表明がなされましたが、石破総理からは戦後80年所感が発表されました。

 

大日本帝国憲法、政府、議会、メディア、情報収集・分析、それぞれの問題点を指摘したうえで、歴史に学ぶ姿勢が極めて重要であると主張しています。その考えに私も全く同感です。

 

かつてドイツのヴァイツゼッカー大統領が語ったように、過去に目を閉ざす者は、現在にも盲目となってしまいます。このことを肝に銘じ、国政に身を置く者として、平和国家日本の礎を築いて参りたいと存じます。

 

献花と献詠がなされた後、今年8月に被爆地長崎を訪れた中学生3名から、意見発表がありました。

 

毎年銚子市では、広島、沖縄といった戦争被災地に中学生を派遣し、平和の尊さを学んでもらうことを目的とした事業を展開しています。

 

生徒の皆さんの平和への固い決意を聞き、この事業をこれからも継続して欲しいと強く思いました。