地域から医療をなくすな!を合言葉に全国保険医団体連合会関東ブロック協議会の緊急決起大会が都内のホテルで開かれ、挨拶しました。
連休中日の夕刻にもかかわらず、数百人の保険医の皆さんが参集しました。
物価の高騰、人材不足等により、多くの医療機関が経営危機に陥っています。直ちに対策を打たないと
倒産・休業が続出してしまいます。
小泉内閣が構造改革の名の下に、2002年から毎年2200億円の社会保障費の減額を行い、その結果「医療崩壊」がもたらされました。
その象徴が2008年9月30日の銚子市立病院の休止です。
2009年の政権交代により、民主党政権は社会保障費削減は直ちに止め、医療崩壊を食い止めることができました。
そして、銚子市立病院も2010年5月6日から診療を再開することができましたが、一旦休止した病院を再開させるのは並大抵の努力ではできません。休止しないように国が財政的支援を早急に行うべきです。
歴史を繰り返してはなりません。補正予算で直ちに対応すべきところですが、政権与党の混乱により、まだ国会が開けない状況が続いています。
この際、政権交代を成し遂げ、医療現場への緊急支援を実施すべきことを実感した集会でした。